弁護士・税理士 谷原 誠

弁護士・税理士 谷原 誠 役立つ法律情報をお届けします。

弁護士法人みらい総合法律事務所 代表者社員弁護士
(みらい総合法律事務所代表パートナー)
税理士

みらい総合法律事務所
https://www.mirailaw.jp/

【取り扱い分野】
損害賠償法
税法(審査請求、税務訴訟、脱税弁護等)
企業法務
不動産
倒産・再生
相続その他民事事件

【経歴】
昭和43年 愛知県生
平成6年4月 弁護士登録(東京弁護士会)
平成13年度 東京弁護士会常議員・代議員
平成13年~平成24年 公益財団法人日本体操協会理事
平成15年~令和5年  公益社団法人日本新体操連盟理事
平成20年 税理士登録
平成20年~平成27年 アイ・アール債権回収株式会社 取締役

【著書】
「税務のわかる弁護士が教える 税理士損害賠償請求の防ぎ方」(ぎょうせい)
「税務のわかる弁護士が教える 相続税業務に役立つ民法知識」(ぎょうせい)
「税務のわかる弁護士が教え

る 税務調査に役立つ”整理表” -納税者勝訴判決から導く”七段論法”」 (ぎょうせい)
「人生を変える「質問力」の教え」 (WAVE出版)
「税理士SOS 税理士を守る会 質疑応答」(ロギカ書房)
「税務のわかる弁護士が教える 税務調査における重加算税の回避ポイント」(ぎょうせい)

「交通事故訴訟における脊髄損傷と損害賠償実務」(ぎょうせい)
「交通事故訴訟における高次脳機能障害と損害賠償実務」(ぎょうせい)
「交通事故訴訟における典型後遺障害と損害賠償実務」(ぎょうせい)
「人を動かす質問力」(角川書店)
「弁護士・谷原誠式『戦略的交渉術』の極意」(宝島社)
「知識ゼロからのビジネス交渉術」(幻冬舎)
「弁護士の論理的な会話術」(あさ出版)
「弁護士の論理的な決断術」(あさ出版)
「『やっかいな相手』がいなくなる上手なモノの言い方」(角川書店)
「同業の弁護士から『どうしてそんなに仕事ができるの』と言われる私の5つの仕事術」(中経出版)
「問題を見抜き、先回りし、手を打つ!」(三笠書房)
「スパッと決める技術」(あさ出版)
「人生を思い通りに変える51の質問」(角川書店)
「これで万全!手形・小切手がわかる本」(ティーアイエス)
「他人を意のままにあやつる方法」(KKベストセラーズ)
「意のままに人を動かす心理技術」(KKベストセラーズ)
「現役弁護士が書いた 思いどおりに他人を動かす 交渉・説得の技術」(同文館出版)
「「わたしと仕事、どっちが大事?」はなぜ間違いか―弁護士が教える論理的な話し方の技術」(あさ出版)
「「わたしと仕事、どっちが大事?」はなぜ間違いか」~実践編」(あさ出版)
「するどい『質問力』」(三笠書房)
「図解 するどい「質問力」!問題を1秒で解決する」(知的生き方文庫)
「弁護士が教える 気弱なあなたの交渉術」(日本実業出版社)
「弁護士が教える気弱なあなたの交渉術」(だいわ出版)
遺言と贈与はまだするな~「信託」で自分の死後三〇年間財産を支配し続ける方法「信託」(万来舎)
「雑談の戦略」(大和書房)
「「いい質問」が人を動かす 」(文響社)
「あらゆる人間関係を改善する! 夢をかなえる質問」(PHP研究所)
「マンガでわかる! 質問力」(宝島社)
「気持ちよく「はい」がもらえる会話力」(文響社)
「「沈黙」の会話力」(フォレスト出版)
「7タイプ別交渉術」(秀和システム)
「会計事務所の法律・税務トラブル質疑応答集」(ロギカ書房)
「税務のわかる弁護士が教える 税賠トラブルを防ぐ事業承継対策」(ぎょうせい)
「超多忙な弁護士が教える時間を増やす思考法」(フォレスト出版)

共著「社長、ちょっと待って!!それは労使トラブルになりますよ!」(万来舎)
共著「事業再生~弁護士が教える7つの方法」(パレード)
共著「事業と資産を守り抜く新信託法活用術」(カナリア書房)
共著「確実な債権回収のやり方と法律知識」(同文館出版)
共著「社長!個人情報、その取り扱いはキケンです。」(あさ出版)
共著「交通事故被害者のための損害賠償交渉術」(同文館出版)
共著「[弁護士がきちんと教える]交通事故 示談と慰謝料増額」(あさ出版)
共著「[弁護士がきちんと教える] 賃貸トラブル 交渉と解決法」(あさ出版)
共著「病院の「医療費回収」マニュアル」(ぱる出版)
共著「90分でわかる 社長が知らないとヤバい労働法」(あさ出版)

電子書籍 「交通事故の被害者が知らないと損をする知識」(バレーフィールド)
電子書籍 「弁護士が教える!人生を成功に導く質問力」(バレーフィールド)
電子書籍 「未来の自分を高めるシンプル仕事術36」(バレーフィールド)
電子書籍 共著「自分をコントロールし、相手の心をつかむ技術」(バレーフィールド)

【論文】
「税理士の注意義務と損害賠償責任を回避するためのポイント」(税経済通信2023年1月号)
「デジタル時代における会計事務所経営のリスク」(税界タイムズ第81号)
「インボイス制度における税理士損害賠償リスク」(旬刊「速報税理」2021年12/21号)
「自覚していない違反リスクの判断方法と対策」(税経通信 2011年9月号)
「外貌醜状に係る労災の障害等級における男女差をめぐる京都地裁判決」(「法律のひろば」平成23年3月号)
「図解でわかる信託の考え方の基礎」(「税理」平成25年7月号)
「賠償請求の対応~税理士に対する損害賠償請求に対する対応と予防策」(税経通信2011年8月号)
「自動車関連法令の制定・改定と従業員の通勤・営業」(会社法務A2Z2015年2月号)

【新聞・雑誌】
産経新聞・毎日新聞・日本経済新聞・日経産業新聞・東京新聞・日刊ゲンダイ・THE21・週刊朝日・サンデー毎日・週週刊現代・週刊ポスト・女性セブン・プレジデント・日経ビジネスアソシエ・日経トレンディ・週刊SPA!・FLASH・CIRCUSその他掲載および取材多数

【テレビ出演】
ラジオ出演
テレビ朝日「報道ステーション」
テレビ朝日「報道ステーションサンデー」
テレビ朝日「スーパーモーニング」
テレビ朝日「モーニングバード」
テレビ朝日「スーパーJチャンネル」
テレビ朝日「ワイドスクランブル」
テレビ朝日「やじうまテレビ」
日本テレビ「NEWSリアルタイム」
日本テレビ「ZIP」
フジテレビ「スーパーニュース」
フジテレビ「とくダネ!」
フジテレビ「Mrサンデー」
TBSテレビ「噂の東京マガジン」
TBSテレビ「みのもんたの朝ズバッ!」
TBSテレビ「はなまる」
TBSテレビ「いっぷく」
TBSテレビ「ひるおび」
TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう一直線」
J-WAVE「JAM THE WORLD」
RKBラジオ「どんどこサタデー」
他多数

【講演(税理士関係のみ掲載)】
東京税理士会
東京税理士会日本橋支部
東京税理士会渋谷支部
東京税理士会世田谷支部
東京税理士会神田支部
東京税理士会中野支部
東京税理士会荒川支部
東京税理士会新宿支部
東京税理士会小石川支部
東京税理士会麻布支部
東京税理士会浅草支部・上野支部
東京税理士会町田支部
東京地方税理士協同組合
千葉県税理士会市川支部
沖縄県税理士会
関東信越税理士会川越支部
関東信越税理士会本庄支部
関東信越税理士会上田支部
関東信越税理士会前橋支部
関東信越税理士川口支部
東海税理士会
東海税理士協同組合
東海税理士会名古屋支部
東海税理士会静岡支部
東海税理士会三重支部
北海道税理士会
東北税理士会(郡山、秋田)
東北税理士会岩手県支部連合会
関東信越税理士共同組合
茨城県税理士共同組合
近畿税理士会西支部
横浜南税法研究会
(株)TKC四谷支部
(株)TKC都心会港支部
(株)TKC中部会
保険サービスシステム(株)
株式会社実務経営サービス
雑誌「税理」WEBセミナー
(株)日税ビジネスサービス

「カクテルパーティー効果」をご存知でしょうか。まずは、こんな実験を見てみましょう。イギリスの認知心理学者であるエドワード・コリン・チェリーが行った実験です。被験者の左右の耳に、異なる音声を同時に聴かせます。片耳だけに注意を向けるように指示し...
08/06/2026

「カクテルパーティー効果」をご存知でしょうか。

まずは、こんな実験を見てみましょう。
イギリスの認知心理学者であるエドワード・コリン・チェリーが行った実験です。

被験者の左右の耳に、異なる音声を同時に聴かせます。

片耳だけに注意を向けるように指示し、もう片方の音声に気づくかどうかを調べます。

結果は、注意を向けなかったほうの音声はまったく聴きとれなくなったそうです。

人の脳は、与えられた膨大な情報をすべて同時に処理しようとするとパンクしてしまうため、無意識のうちに情報を取捨選択しているのです。

しかし、注意を向けていないほうの音声から「被験者の名前」を流すと、被験者の意識がそちら側の耳に移るという現象が起こりました。

このように、例え喧騒の中でも、自分の名前や興味のある話は自然と聞きとることができるという注意力にまつわる心理効果を、「カクテルパーティー効果」といいます。

パーティー会場で誰かと話していても、他の人たちの会話の中で自分の名前が出てくると、パッと気づくのと同じですね。

人間の脳は、自分にとって必要な情報であるかを瞬時に判断して選び分けているということです。

実は、この「自分に関係のある情報に強く反応する」という人間の心理は、ビジネスの現場でも大いに活用できます。

アメリカの心理学者クリス・クラインケが行った別の実証実験をご紹介しましょう。

男女ペアの被験者を2つのグループに分け、それぞれ15分間会話をさせます。

一方のグループにのみ、「会話の中で相手の名前を複数回、意識的に呼ぶ」ように指示をします。

会話終了後に親密度を比較したところ、相手から自分の名前を何度も呼ばれたグループのほうが、会話した相手に対してより強い親しみやすさや好感を抱くという結果になりました。

ということは、日常生活の中で、会話の相手に自分の話をよく聞いてもらい、人間関係を良好にしようと思ったら、会話の中で、できるだけ相手の名前を呼んだ方がよい、ということになるでしょう。

そしてこの脳の仕組みは、自分自身の目標達成にも応用できます。

人間は、自分にとって「重要だ」と認識している情報を無意識に拾い上げます。つまり、私たちが「何かを達成したい」「この課題を解決したい」と強く意識し続ければ、脳がそれを「重要な情報」だとセットアップしてくれるのです。

目標を壁に貼ったり、手帳に書いたりして毎日眺める、という方法が昔流行しましたが、これには、モチベーションアップ効果の他に、常に目標に注意を向けることにより、必要な情報をキャッチする効果もある、ということになるでしょう。

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私は現在、東京弁護士会の副会長をしています。副会長は6人いるのですが、皆、最初のころより副会長らしさが増しています。会社でもそうですね。課長、部長に就任すると、だんだんと課長、部長らしくなってきます。学校の部活のキャプテンになると、だんだん...
01/06/2026

私は現在、東京弁護士会の副会長をしています。

副会長は6人いるのですが、皆、最初のころより副会長らしさが増しています。

会社でもそうですね。

課長、部長に就任すると、だんだんと課長、部長らしくなってきます。

学校の部活のキャプテンになると、だんだんとキャプテンらしくなってきます。

これも、認知的不協和解消理論ですね。

行動と内心の不一致が生じる時、私たちはすでに行ってしまった行動に心理を合わせようとし、結果として自分に変化を生じさせます。

これは、「自分はこうあるべきだ」という心理ですが、これが必ずしもうまくいくとは限りません。

世の中は不確実性に満ちており、必ずといってよいほど、失敗、批判、障害が立ちふさがります。

そんな時、「自分は能力がない」と激しく自己批判を繰り返したり、他者に責任を転嫁して自分の自尊心を守ろうとする行動に走ってしまう場合があります。

しかし、「自分は能力がない」と激しく自己批判をしてしまうと、自分を能力がない方向へと導いてしまいます。

他者に責任を転嫁すると、自力で障害を乗り越える必要がなくなり、成長が止まります。

いずれにしても望ましい結果ではありません。

そこで、挫折した時には、別の方法で自分を守る必要があります。

それが、ある程度のセルフ・コンパッションです。

セルフ・コンパッションとは、自分がつらいときや失敗したときに、自分を責めすぎず、思いやりを向ける姿勢のことです。

失敗をしたら、「自分は今、成長過程なんだから、失敗もあるさ。今からでも何とかリカバリーする方法を考えよう」と考えます。

批判にさらされたら、「そうか。こういう考え方をする人がいるとは考えが及ばなかった。勉強になったぞ。次回からは、こういう観点からも考えてみよう。」と考えます。

そして、自己成長につなげます。

とにかく、自分をコントロールするのは難しいものです。

厳しすぎてもダメ。優しすぎてもダメ。

上手にバランスをとって人生を乗り切っていきましょう。

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「ライオンになるな、ネズミとして生きよ」ある日、ねずみがうっかり眠っている獰猛なライオンの体の上を走ってしまい、ライオンを起こしてしまいました。怒ったライオンは、ねずみを前足で押さえつけ、今にも食べてしまおうとします。ねずみはガタガタ震えな...
25/05/2026

「ライオンになるな、ネズミとして生きよ」

ある日、ねずみがうっかり眠っている獰猛なライオンの体の上を走ってしまい、ライオンを起こしてしまいました。

怒ったライオンは、ねずみを前足で押さえつけ、今にも食べてしまおうとします。

ねずみはガタガタ震えながら言いました。
「どうか命だけは助けてください。いつかきっと、お礼をします。」

ライオンは、そんな小さなねずみに何ができるのかと思いながらも、その言葉がおかしくて、ねずみを逃がしてやりました。

しばらくして、ライオンは猟師のしかけた網にかかってしまいます。
どんなに力を入れても、網から抜け出すことができません。
ライオンは大声でほえました。

その声を聞いたのが、以前助けてもらったあのねずみでした。
ねずみはすぐに駆けつけると、鋭い歯で網を少しずつかじり始めます。
やがて網は切れ、ライオンは無事に逃げることができました。

ライオンは驚いて、ねずみに言いました。
「おまえのような小さな者が、本当に私を助けてくれるとは思わなかった。」

(イソップ寓話「ライオンとねずみ」)

この話は、一般的には、
「どんなに小さな者でも、だれかの役に立つことがある」
「親切は、いつか自分に返ってくる」
が教訓だとされます。

しかし、私の捉え方は違います。

ライオンは強い。けれど、網を噛み切ることはできません。
ねずみは小さい。けれど、細い隙間に入り込み、鋭い歯で網を断ち切れます。

力の大きさではなく、力を発揮できる場面が違ったのです。

私たちは、自分にないものばかり見てしまいます。
あの人ほど目立てない。あの人ほど話せない。あの人ほど影響力がない。
しかし、社会で必要とされるのは、いつも「一番大きな力」ではありません。
その場に必要な力です。

丁寧さに優れる人がいます。
人の気持ちを察することに優れる人がいます。
粘り強く続けることに優れる人がいます。
それは派手ではなくても、確かな武器です。
そして、多くの場合、人を助けるのは、そういう力です。

成功とは、誰かの強さをまねることではありません。
自分に与えられた強みを見つけ、その刃を磨くことです。
小さいからこそ届く場所があり、目立たないからこそ果たせる役割があります。

ライオンになる必要はありません。
人は皆、必ずどこかで誰かに貢献できる力を持っています。
磨くべきなのは、ないものではなく、すでにあるものです。

「自分として、生きよう」

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仕事をする場合、「誰のために」と思いつつ行うのが成績向上につながるでしょうか。アダム・グラント教授らは、院内感染を防ぐための病院における医療従事者の手洗いの徹底について実験を行いました。彼らは、病院の石鹸と消毒ジェルのディスペンサーの上に、...
18/05/2026

仕事をする場合、「誰のために」と思いつつ行うのが成績向上につながるでしょうか。

アダム・グラント教授らは、院内感染を防ぐための病院における医療従事者の手洗いの徹底について実験を行いました。

彼らは、病院の石鹸と消毒ジェルのディスペンサーの上に、2種類の異なる標識を設置するフィールド実験を行いました 。

(1)「手洗いは、あなた自身が病気をうつされるのを防ぎます」(自分のため)

(2)「手洗いは、患者が病気をうつされるのを防ぎます」(患者のため)

結果として、(1)では、変化がなく、(2)では、石鹸・ジェルの使用料が33%増加し、手洗いの確率が10%上昇したそうです。

これは、他人に害を与えないため、ということでしたが、仕事にプラスに働くかどうかについては、どうでしょうか。

次に、大学の募金活動を行うコールセンターでの実験です。

職員は卒業生に電話をかけ、学生の奨学金を支援するための寄付を募っていました。

グラントは、職員を3つのグループに分け、仕事の目的と関連付けることでパフォーマンスにどのような影響が出るかを調べることにしました。

(1)稼いだお金、習得したスキル、得た経験など、仕事から得られる個人的なメリットを思い出させました。

(2)奨学金受給者から、集めた資金がどのように人生を変え、夢の実現につながったのか、実体験を聞きました。

(3)追加情報やリマインダーは与えられませんでした。

結果は、(1)、(3)は、変化なし。

(2)では、電話をかける回数が増加し、募金額を2倍以上に増やし、大幅に多くの寄付誓約を獲得しました。

これを「タスクの重要性(意義)」といいます。

自分の行動や仕事が、他人に貢献できている、あるいは、他人の損害を回避することができている、という意義を見出す時、人は、モチベーションがアップし、成績が向上する、ということです。

したがって、自分のモチベーションや生産性をアップさせたければ、自分の行動や仕事が「具体的に」「誰に」「どのような貢献」ができているのか、をイメージし、その人から話してもらうなどのことをします。

部下や社員のモチベーションや生産性をアップさせたければ、やはり、同じようなことをしてタスクの重要性を認識してもらうようにします。

しかし、他人の説得では常に注意しなければならないことがあります。

それは、過剰な働きかけです。

組織がその影響力を過度に強調したり、同じストーリーを繰り返し強調したりすると、従業員は操られていると感じ、反対に、成果が低下します。

これは「マウンテン効果」といいます。リーダーやマネージャーや注意しましょう。

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北風と太陽が、どちらがより強いか言い争っていました。そこで、両者は、道を歩いている旅人のコートを脱がせることができるかで勝負することにします。まずは、北風です。北風は力いっぱいの風を吹きつけ、旅人のコートを吹き飛ばそうとします。しかし、旅人...
11/05/2026

北風と太陽が、どちらがより強いか言い争っていました。

そこで、両者は、道を歩いている旅人のコートを脱がせることができるかで勝負することにします。

まずは、北風です。
北風は力いっぱいの風を吹きつけ、旅人のコートを吹き飛ばそうとします。

しかし、旅人は寒さに耐えるため、コートを体に強く押さえつけます。

北風が強く吹けば吹くほど、旅人はますますコートをしっかりと押さえつけ、離しません。

ついに北風は疲れてしまい、勝負を諦めます。

次に太陽が静かに照り始めます。

太陽は暖かい光を旅人に注ぎます。

すると旅人は次第に暑くなり、

自分からコートを脱ぎます。

こうして太陽の勝ちになります。

この物語で、よく言われる教訓は、「人は力で押さえつけられると反発するが、優しく働きかけられると自分から動く」というものです。

心理学では、心理的リアクタンスから説明できると言われます。

人は、強制されると、それに反発しようとする心理です。

しかし、次の物語はどうでしょうか。

北風と太陽が、どちらがより強いか言い争っていました。

そこで、両者は、道を歩いている旅人にコートを着せることができるかで勝負することにします。

まずは、太陽です。
太陽は優しく照りつけますが、だんだんと暑くなり、旅人は着ていたTシャツまで脱いでしまいました。

次に北風は、強く風を吹き付けます。

すると旅人は次第に寒くなり、Tシャツを着て、次に、自分からコートを着ました。

北風の勝ちです。

つまり、単なる勝負の土俵の設定の問題です。

ウサギとカメでも、水泳勝負になれば、ウサギの油断などなくても、カメは楽勝だったはずです。

ビジネスの世界では、いかに自分に有利な状況を作り出すかが先決であり、その状況を作り出した後に勝負をかけたり、交渉をしたり、という思考が重要ではないか、ということになります。

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ハーバード大が1938年から続ける「成人発達研究」があります。大学卒業生、富裕層や貧困層、子どもから大人まで、約2600人もの様々な人のデータを継続的に集めた研究です。研究をしているロバート・ウォールディンガー教授によると、「「良い人間関係...
04/05/2026

ハーバード大が1938年から続ける「成人発達研究」があります。

大学卒業生、富裕層や貧困層、子どもから大人まで、約2600人もの様々な人のデータを継続的に集めた研究です。

研究をしているロバート・ウォールディンガー教授によると、「「良い人間関係が、私たちをより幸せに、より健康にする」ということです。

まあ、そうでしょうね。

ということですが、次のような研究結果を知ったらどうでしょうか。

・慢性的な孤独感は1年あたりの死亡率を26%も高める。

・孤独が体に与える影響は、1日15本程度のタバコを吸うことによる死亡リスクと同等である。

実は、私は対人関係があまり得意ではなく、1人が好きなためこの研究結果に衝撃を受けています。

理屈としては、人間は、先史時代には、集団から孤立することはただちに死を意味したことから、遺伝子に組み込まれていると説明されます。

その結果、脳は孤独を依然として生存に対する重大な脅威と認識し、コルチゾールなどのストレスホルモンを分泌し、体内で慢性的な炎症が引き起こされ、血管が傷つき、心筋梗塞や脳卒中のリスクが増大することになります。

そこで、心理学では、「ソーシャル・フィットネス」という概念が提唱されています。

身体の健康を保つために運動が必要なのと同じように、社会的なつながりも日々のトレーニングが必要ということです。

私は身体のワークアウトは一生懸命してきましたが、人間関係のワークアウトが必要だとは考えてきませんでした。

50代後半になって新しいことを始めるのは大変なことですが、それが高齢になった時の幸福感につながり、健康で生きられるということであれば、「ソーシャル・フィットネス」も研究してみようかと思った次第です。

ただ、他人と交流すればよい、ということではありませんので、注意が必要です。

アドラー心理学では、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と説明されます。

人間関係の悩みが増えると、それはそれでコルチゾールが分泌されて、死亡率が高まります。

適切なバランスを探していくことが重要です。

こんな経験は、ありませんか?・謝るべきと分かっているのに、連絡を後回しにする。・気になっている案件を、忙しさを理由に棚上げする。・健康診断の再検査を、なんとなく予約しない。どれも、よくある話です。しかし、このような「すぐやるべきこと」は、人...
27/04/2026

こんな経験は、ありませんか?

・謝るべきと分かっているのに、連絡を後回しにする。
・気になっている案件を、忙しさを理由に棚上げする。
・健康診断の再検査を、なんとなく予約しない。

どれも、よくある話です。

しかし、このような「すぐやるべきこと」は、人生における「借入れ」と同じです。

早く返済しないと、大きな利息を支払うことになります。

小さな問題は、早ければ数分で解決します。
ところが放置すれば、関係性の悪化、信用の低下、機会損失へと広がります。

・すぐに謝れば、許されたのに、先延ばしにしたことで怒りが増幅し、取り返しがつかなくなった。
・案件にすぐに着手すれば期日までに終えられたのに、着手しなかったことで、期日に間に合わず、大切な取引先を失った。
・健康診断の再検査をすぐに受ければ治ったのに、先延ばしをしているうちに悪化して長期入院を余儀なくされた。

このように、返済すべき借入れをいつまでも返済しないと、大きな利息を支払うはめになります。

成果を出し続ける人に共通しているのは、才能よりも「対応の早さ」です。

すぐに着手します。

大きな決断をしているわけではありません。

小さな痛みを、早く引き受けているだけです。

その結果、問題は拡大せず、信頼は積み上がり、時間は守られます。

多くの場合、私たちが避けているのは「問題」ではなく、“向き合う瞬間の心の痛みや不快感”です。

しかし実際にやってみると、必要なのは5分の電話かもしれません。
3行のメールかもしれません。

たったそれだけで、数か月分の不安が消えることもあります。

「小さいうちに処理する」
「多少の痛みを伴っても、早く解決する」

この習慣は、キャリアの後半になるほど差を生むことになると思います。

弁護士の中には、稀にですが、裁判書類を偽造して、弁護士資格を剥奪されたり、刑事処分を受ける人がいます。

これも、事件処理を先延ばしにし、依頼者に謝るかわりに「提訴しました」などと嘘の報告をし、時間の経過とともにどうにもできなくなって、裁判書類の偽造に手を染めてしまったのではないでしょうか。

これは極端な例ですが、こんなことにならないため、今の「少しの痛み」を積極的に引き受けましょう。

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深い森の川辺に、アザラシとアライグマがいました。彼らの仕事は、泥を固めて立派なダムを築くことです。特にアザラシは、伝統的な技術を完璧に身に着けており、誰からも尊敬される仕事をしていました。ある時、アライグマは川の流れが以前より速くなり、泥だ...
20/04/2026

深い森の川辺に、アザラシとアライグマがいました。

彼らの仕事は、泥を固めて立派なダムを築くことです。特にアザラシは、伝統的な技術を完璧に身に着けており、誰からも尊敬される仕事をしていました。

ある時、アライグマは川の流れが以前より速くなり、泥だけでは土台が削られやすくなっていることに気づきました。

「これからは泥だけではダムが削られてしまうんじゃないか?石を組み込んでみよう」と、新しいダムの建造法を研究し、石組みのダムを作るようになりました。

一方、アザラシは相変わらず、泥で立派なダムを作り続けました。

「今までこのやり方で成功してきたんだ。やっぱり伝統的なダム作りが一番だ。」と、過去の成功体験に縋り、古い手法を繰り返す毎日でした。

やがて、上流で大きな地滑りが起き、川は未曾有の激流となりました。

石を取り入れ、変化に備えていたアライグマのダムはびくともせず、彼は新しい環境でさらに大きな成果を上げました。

しかし、アザラシの泥のダムは一瞬で崩壊しました。

仕事場も、積み上げた実績も、すべてが濁流に飲み込まれていきました。アザラシは泥水に溺れながら叫びました。

「なぜだ、昨日まではうまくいっていたのに!」

アライグマは言いました。「古くならないものなんかないよ」

変化を拒み、学びを止めたアザラシに、手を差し伸べる者はもう誰もいません。

アザラシは言います。「いぢめる?」

彼はすべてを失い、荒れ果てた川岸で、二度と戻らぬ「泥の時代」を嘆きながら、静かに力尽きていきました。

アザラシは、心理学の「有能さの罠」にはまっています。

これは、過去の成功体験や高い能力に固執するあまり、新しい手法を取り入れず、変化に対応できなくなり成長が止まってしまう組織や個人の現象です。

会社の上司とか、いませんか?

また、「現状維持バイアス」も働いています。

これは、人間(アライグマ?)には、変化を「損失」や「リスク」と捉え、未知の選択よりも現在の状態を維持しようとする強力な心理的慣性があります。

今、AIがすごいスピードで進化し、世の中が変化しています。

有能さの罠や現状維持バイアスにはまって、AIを遠ざけていると、この寓話のアザラシのようになってしまうかもしれません。

AIは、避けるものでも、依存するものでもありません。

AIを使いこなして時代の変化についていけるように、常に自分をアップデートしたいものです。

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以前に、ビジネスなどアイデアを出す際に、創造性の高いアイデアを出すには、とことん粘り抜いて考え抜くことが大切である、という心理学者のブライアン・ルーカスの実験を紹介しました。それは、創造的なアイデアを出す際、何回かのラウンドに分けたところ、...
13/04/2026

以前に、ビジネスなどアイデアを出す際に、創造性の高いアイデアを出すには、とことん粘り抜いて考え抜くことが大切である、という心理学者のブライアン・ルーカスの実験を紹介しました。

それは、創造的なアイデアを出す際、何回かのラウンドに分けたところ、第一ラウンドで出し切った後より、第二ラウンドの方が創造性が高かった、というものです。

確かに、私の経験上でも、そのようなことがあります。

しかし、これと異なる経験もしています。

古くから言われる「三上(馬上・枕上・厠上)」というものです。

今、ここ、から離れるマインドワンダリング状態のことです。

一生懸命机の前で考え続けるのをやめ、お風呂などでぼーっとしている時にふと新しいアイデアが湧いてくるような経験です。

2012年、認知心理学者のベンジャミン・ベアードらは、レンガ、爪楊枝、ハンガーといった物体の珍しい使い道を見つける能力を実験しました。

アイデア出しの間には、休憩を入れ、その休憩中、異なるタスクを要求しました。

そのタスクとは、

・記憶力を駆使するタスク
・単純な反応を繰り返す退屈な作業
・椅子に座って静かに休む
・作業をやり続ける

というものであり、このうち、「単純な反応を繰り返す退屈な作業」のグループが最もクリエイティブだったという結果が出たそうです。

この研究結果を応用するのであれば、創造的なアイデアを出そうとする時は、まず、集中し、粘りに粘って考え抜きます。

そして、限界まできて、思考が堂々巡りになったら、休憩し、洗濯物をたたむなど、単純で退屈な作業を行います。

もしからしたら、靴下をたたみながら、創造的なアイデアが湧いてくるかもしれません。

そう考えると、日常のあらゆる活動は、無駄になっていないかもしれない、ということです。

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私たちは、成功し続けることなどできません。必ず失敗します。しかし、失敗した後、取る行動は、人によって異なります。そして、その後、成功する人もいれば、諦める人もいます。この違いについて、考えてみましょう。スタンフォード大学の心理学者キャロル・...
06/04/2026

私たちは、成功し続けることなどできません。

必ず失敗します。

しかし、失敗した後、取る行動は、人によって異なります。

そして、その後、成功する人もいれば、諦める人もいます。

この違いについて、考えてみましょう。

スタンフォード大学の心理学者キャロル・ドゥエック教授による「マインドセット研究」があります。

ドゥエックは、人の思考の枠組みを大きく二つに分けました。

・固定マインドセット

・成長マインドセット

固定マインドセットの人は、能力は生まれつき決まっていると考えます。

そのため失敗を、「自分の限界の証拠」として受け取ります。

一方、成長マインドセットの人は、能力は努力や工夫によって伸ばせると考えます。

失敗は、「改善点が見つかったサイン」になります。

エジソンが言っている、
「私は失敗したことがない。ただ、1万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ」
というアレですね。

この成長マインドセットを持っていると、

・失敗後も挑戦を続ける
・フィードバックを歓迎する

ことになりますので、当然成功しやすくなる、ということです。

では、とにかく挑戦を続ければいいのか、というと、そうではありません。

ドゥエック教授は、「間違った努力は成長につながらない」述べています。

努力の
・量
・質
の両方を求めなければならない、ということです。

この「質」を求める際に参考になるのが、心理学者アンダース・エリクソン教授による「意図的練習」の研究です。

エリクソン教授は、音楽家、アスリート、医師、チェスの名人など、さまざまな分野のトップレベルの人々を調査しました。

そこで分かったのは、才能やIQよりも、「どのような練習をしてきたか」が決定的に重要だという点でした。

意図的練習とは、以下のようなものです。

・具体的な弱点に焦点を当てる

・少しだけ難しい課題に取り組む

・フィードバックを得る

・うまくいかなかった点を修正する

これらの点に集中し、大量の努力を続けることが成功への近道になる、ということでしょう。

そう考えた上で、エジソンの言葉を読むと、量と質の両方が含まれていることに気づきます。

「私は失敗したことがない。ただ、1万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ」

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